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「防災グッズをそろえたい。でも、結局どれを買えばいいの?」
水、非常食、簡易トイレ、ライト、電源、防災リュック……。調べるほど商品が増えて、何から買えばいいのか分からなくなってしまいます。
そこでこの記事では、災害が起きたあと本当に困ることから逆算して、防災グッズ10種類を厳選しました。
単なる商品ランキングではありません。
価格、使い方、メリット、デメリット、どんな家庭に向いているのかまで比較しながら、「わが家には何が足りない?」を一緒に確認していきます。
※掲載価格・レビュー件数などは2026年8月22日時点で確認できた情報を参考にしています。販売店によって価格・在庫は変動します。
🟦 この記事で分かること
✅ 災害時に優先して備えたい防災グッズ
✅ 具体的にどんな商品を選べばいいのか
✅ 商品ごとの価格・メリット・デメリット
✅ 1人暮らしと家族世帯で変わる備蓄量
✅ 防災グッズを買って後悔しない選び方
災害が起きたときにほしい防災グッズ10選
防災用品をネットで探すと、驚くほど多くの商品が出てきます。
だからといって、全部を買う必要はありません。
考えたいのは、
「何を買うか」ではなく「何が止まったら困るか」です。
水道が止まる。
トイレが流せない。
スーパーへ行っても食料がない。
停電して部屋が真っ暗になる。
スマートフォンを充電できない。
こうして災害後の生活を一つずつ想像すると、優先したい防災グッズがかなり見えやすくなります。
2026年度の内閣府「防災週間」でも、食料・飲料水・携帯トイレ・簡易トイレ・トイレットペーパーなどについて、最低3日、できれば1週間程度の備蓄が呼びかけられています。
この記事では、この考え方を基準に10種類を選びました。
| 優先度 | 防災グッズ | 主な役割 |
|---|---|---|
| 🔴 S | 保存水 | 飲料・調理 |
| 🔴 S | 簡易トイレ | 断水対策 |
| 🔴 S | 非常食 | 食料確保 |
| 🔴 S | カセットコンロ | 調理・湯沸かし |
| 🟠 A | LEDランタン | 停電対策 |
| 🟠 A | モバイルバッテリー | スマホ充電 |
| 🟠 A | ポータブル電源 | 長時間停電 |
| 🟠 A | 防災ラジオ | 情報収集 |
| 🟠 A | 救急セット | けがへの備え |
| 🟢 B | 防災リュック | 持ち出し用品 |
では、実際の商品を見ながら詳しく確認していきましょう。
🔴 1.保存水|アイリスの保存水 2L×6本
防災グッズを買い始めるなら、その前に一度だけ家にある水を数えてみてください。
農林水産省が示す目安は、飲料水と調理用水を合わせて1人1日約3Lです。
つまり、
1人×3日=約9L
1人×7日=約21L
4人×7日=約84L
になります。
「2Lペットボトルを6本置いているから大丈夫」と思っていても12Lです。
4人家族なら、想像している以上に不足していることが分かります。
今回確認したアイリスの保存水2L×6本は、検索時点で約1,070円、評価4.8/5・552件でした。
💰 確認時価格:約1,070円
⭐ 確認時評価:4.8/5(552件)
🟢 メリット
長期保存できる水なら、一般的なミネラルウォーターより交換頻度を減らせます。防災用品として「買ったあとの管理が楽」というのは意外と大きな利点です。
🔴 デメリット
水の最大の弱点は重さです。
4人家族で1週間分となれば約84L。すべてを一か所へ積み上げるのではなく、収納場所を分ける方法も考えてみてください。
💡 こんな人に向いています
普段ミネラルウォーターをあまり買わず、防災専用として長期間保管したい家庭に向いています。
日常的に水を箱買いする家庭なら、古いものから飲んで買い足すローリングストックでも備えられます。
🔴 2.簡易トイレ|非常用簡易トイレ100回分
「水と非常食はあるけれど、トイレは用意していない」
ここは一度確認してほしいところです。
経済産業省が紹介している内閣府の考え方では、災害時のトイレ使用回数を1人1日平均5回としています。
例えば4人家族なら、
4人×5回=1日20回
100回分あっても、
100÷20=約5日分
です。
100回と聞くと大量に感じますが、家族で使えば意外と早くなくなります。
💰 確認時価格:約5,220円
🟢 メリット
断水して水洗トイレを普段通り使えないときでも、凝固剤や処理袋を利用して排せつ物を処理できます。
🔴 デメリット
使ったら終わりではありません。
災害時にはごみ収集が止まる可能性もあるため、使用済み袋を一時的に保管することまで想定します。
💡 ここを比較してください
「100回分」という回数だけで選ばず、凝固剤・処理袋・防臭対策・保存期間まで確認してください。
数百円安い商品を選んでも、臭い対策用の袋を別購入するなら結果的に高くなる場合があります。
🔴 3.非常食|アイリスオーヤマ 防災食セット10種28食
非常食で見落としたくないのは、保存期間だけではありません。
「何日も食べ続けられるか」
ここも見てください。
白米だけを大量に備えるより、ご飯、パン、おかず、スープ、缶詰などを組み合わせると、食事に変化をつけられます。
今回の商品検索では、アイリスオーヤマ 防災食セット10種28食セットが確認できました。
💰 確認時価格:約12,861円
⭐ 確認時評価:4.6/5(342件)
🟢 メリット
10種類28食をまとめて準備できるため、非常食を一品ずつ選ぶ手間をかなり減らせます。
🔴 デメリット
非常食によっては水やお湯を使います。
つまり、
非常食だけ大量に買っても防災備蓄は完成しません。
保存水と熱源をセットで考えることがポイントです。
農林水産省も、普段食べている食品を少し多めに購入し、食べた分を補充する「ローリングストック」を紹介しています。
防災食だけで1週間を固めるより、パックご飯、缶詰、レトルト食品など普段食べる物と組み合わせる方法もあります。
🔴 4.カセットコンロ|イワタニ カセットフー タフまる
水と非常食を備蓄したら、もう一つ考えてほしいものがあります。
「どうやって温める?」
停電してガスも止まったら、電子レンジもIHコンロも使えません。
そこでカセットコンロが役立ちます。
今回確認したのはイワタニ カセットフー タフまるです。
💰 確認時価格:約7,040円
⭐ 確認時評価:4.8/5(2,740件)
🟢 メリット
防災専用品として眠らせるのではなく、普段の鍋料理やアウトドアなどにも利用できます。
「防災用品を買ったけれど一度も使わない」という問題を減らせるのは大きな利点です。
🔴 デメリット
コンロを買っただけでは使えません。
カセットボンベの備蓄も必要です。
農林水産省では、1人1週間あたり約6本というカセットボンベの備蓄目安を紹介しています。農林水産省
4人なら単純計算で24本。
この数字を見ると、コンロ本体だけで安心できない理由が分かります。
🟠 5.LEDランタン|Coleman バッテリーガードLEDランタン/600
夜に停電したとき、スマートフォンのライトを使えば一時的にはしのげます。
しかしスマホは、家族との連絡、避難情報、気象情報、地図を見るためにも残しておきたいものです。
そこで照明は別に用意します。
💰 確認時価格:約5,360円
⭐ 確認時評価:4.8/5(13件)
🟢 メリット
置いた状態で周囲を照らせるため、停電したリビングなどで家族全員が明かりを共有できます。
🔴 デメリット
乾電池式なら予備電池も備えなければなりません。
💡 ライトは2種類に分ける
LEDランタン=部屋を照らす
懐中電灯=暗い場所を歩く
こう考えると選びやすくなります。
🟠 6.モバイルバッテリー|エレコム 20,000mAh EC-C07
災害時のスマートフォンは、電話だけではありません。
避難情報、自治体のお知らせ、気象情報、地図、家族との連絡など、情報収集の中心になります。
だからこそ、停電とスマホの充電切れが重なる状況を想定しておきます。
💰 確認時価格:約3,090円
⭐ 確認時評価:4.6/5(40件)
🟢 メリット
20,000mAhクラスなら容量を確保しながら、ポータブル電源より持ち運びやすいのが魅力です。
🔴 デメリット
大容量になるほど重くなる傾向があります。
また、防災リュックへ数年間入れっぱなしではなく、定期的に充電状態を確認してください。
💡 選ぶポイント
容量だけではなく、重量・端子・充電速度・自分のスマホとの相性まで比較します。
🟠 7.ポータブル電源|長期停電まで考える家庭向け
防災用品の中でも、私はポータブル電源だけは価格を見ずに勢いで買わないほうがいいと思います。
数万円する商品だからです。
💰 確認時価格:約39,600円
⭐ 確認時評価:4.3/5(57件)
スマホを充電したいだけなら、モバイルバッテリーを複数用意する方法があります。
一方、
「停電が長引いたときに照明や小型家電も使いたい」
という家庭では、ポータブル電源を検討する意味が出てきます。
🟢 メリット
スマートフォン以外にも、仕様の範囲内でさまざまな機器へ電力を供給できます。
🔴 デメリット
価格と重量です。
さらに、容量が大きければ何でも動かせるわけではありません。
💡 買う前にやってほしいこと
停電したら何を、何時間使いたいのか。
これを書き出してください。
そのあとで容量と出力を選ぶほうが、高額な買い物で失敗しにくくなります。
🟠 8.防災ラジオ|SONY ICF-B300
「スマホがあるからラジオはいらない」
普段ならそう思うかもしれません。
しかし災害時には、停電、通信障害、スマートフォンの充電切れが重なる可能性があります。
情報源を一つに絞らないという意味で、ラジオを備える方法があります。
💰 確認時価格:約16,298円
⭐ 確認時評価:4.5/5(89件)
🟢 メリット
スマートフォンとは別系統の情報収集手段を確保できます。
🔴 デメリット
防災ラジオとしては価格が高めです。
多機能モデルだから選ぶのではなく、自分の家庭で本当に使う機能を確認してください。
特に高齢の家族が使うなら、「機能が多い」より「迷わず操作できる」という視点も大切です。
🟠 9.救急セット|LIFELINE ファーストエイドキット
災害直後にけがをしても、すぐ病院へ行けるとは限りません。
ばんそうこうやガーゼなど、家庭で使う基本的な救急用品は一か所へまとめておくと持ち出しやすくなります。
💰 確認時価格:約1,445円
🟢 メリット
基本的な用品をまとめて管理しやすくなり、防災リュックにも入れやすくなります。
🔴 デメリット
市販の救急セットだけでは「わが家専用」にはなりません。
眼鏡、コンタクト用品、普段使う衛生用品など、その人にしか必要のない物があります。
乳幼児や高齢者がいる家庭では、市販セットを完成品として考えず、基本セット+家族専用品という形にすると実用的です。
🟢 10.防災リュック|アイリスオーヤマ 防災セット2人用42点
ここまで読んで、
「一品ずつ全部そろえるのは大変……」
と思った人もいるでしょう。
そんな家庭なら、防災セットをスタート地点にする方法があります。
💰 確認時価格:約16,300円
⭐ 確認時評価:4.5/5(218件)
🟢 メリット
防災用品を一つずつ探す手間を減らし、まとめて準備を始められます。
🔴 デメリット
ここは誤解しないでください。
「2人用防災セットを買った=2人分の備蓄完成」ではありません。
水、食料、個人用品など、セットとは別に準備する物があります。
商品を見るときは「42点」という数だけで判断せず、中身を一品ずつ確認してください。
そして購入後、一度背負って歩いてみること。
玄関では持てても、避難するとき10分、20分と歩けば印象が変わります。
防災グッズは「価格」ではなく家族人数×日数で選ぶ
10商品を見て、
「全部買ったら結構な金額になるな」
と感じた人もいるでしょう。
一度に全部買う必要はありません。
農林水産省は、災害時の食品備蓄について最低3日分から1週間分×人数分を示しています。水は1人1日約3L、カセットボンベは1人1週間約6本が一つの目安です。
例えば4人家族なら、
水:3L×4人×7日=84L
トイレを1人1日5回とすれば、
簡易トイレ:5回×4人×7日=140回
です。
「保存水1箱」
「簡易トイレ50回分」
と商品単位で考えるより、
家族人数×日数×使用量
から逆算すると、本当に足りない量が見えてきます。
そして、予算が限られているなら優先順位をつけます。
水 → トイレ → 食料 → 熱源 → 明かり → スマホ電源
現在ほとんど備えがない家庭なら、防災セットを土台に不足品を追加する方法があります。
ある程度そろっている家庭なら、大型セットを追加購入するより、足りない物だけ単品で補ったほうが無駄を減らせます。
さらに2026年度の内閣府の呼びかけでは、家庭備蓄だけではなく、家具・家電の転倒防止や感震ブレーカーなどによる電気火災対策も挙げられています。
防災グッズを買うことだけが防災ではない。
ここも忘れたくないところです。
まとめ|防災グッズは「人気商品」より「わが家に足りない物」を選ぶ
防災グッズには、千円台で準備できる用品から数万円するポータブル電源まであります。だからこそ、ランキング上位の商品を順番に買うのではなく、「水道が止まったら?」「停電したら?」「トイレが流せなくなったら?」と災害後の暮らしから考えてみてください。
水は人数×日数、簡易トイレは人数×使用回数、非常食は人数×食数、電源は停電時に使いたい機器から逆算できます。
そして、全部を今日そろえなくても構いません。
今日は家にある水を数える。
今週は簡易トイレを準備する。
次の給料日に非常食を追加する。
その次はモバイルバッテリーを見直す。
こうして一つずつそろえていけば、家の備えは確実に変わっていきます。
「防災グッズを持っているから安心」ではなく、「もし今夜、水道・電気・ガスが止まったら、わが家は何日暮らせるだろう?」
この記事を閉じる前に、一度だけ家の中を見回してみてください。
そこで見つかった「足りない物」こそ、あなたの家庭が次に備える防災グッズです。
何も起きていない今日だから、できることがあります。
水を1箱備えておくこと。
簡易トイレを家族分用意しておくこと。
非常食の賞味期限を確認しておくこと。
一つひとつは、小さな備えかもしれません。 けれど、大きな災害が起きたとき、その小さな準備が 自分自身や大切な家族を守る力になることがあります。
大切な人の「その日」を守ること。
「いざというときの防災集」では、 災害が起きたときに困らないための備えから、 地震・豪雨・避難・防災用品・災害支援まで、 暮らしの中で役立つ防災情報をこれからも分かりやすく届けていきます。
だからこそ、平穏な今日を 「備えられる一日」に。
あなたと、あなたの大切な人が無事でありますように。
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