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「豪雨で道路が冠水したら、この車で大丈夫だろうか」
「地震で自宅に戻れなくなったとき、家族で車中泊できるだろうか」
車を選ぶ基準に、燃費や価格だけでなく災害時に家族を守れるかという視点も加えたい時代になりました。
そこでSUV、ミニバン、軽自動車、PHEVなどを横断して、防災の視点から比較しました。

今の日本では、異常気象によるゲリラ豪雨や線状降水帯、地震などが各地で発生し、「ここなら絶対に安全」とは言い切れなくなっています。災害大国・日本に暮らす私たちにとって、いざというとき車が家族を守る生命線になることもあります。 豪雨から早めに避難する、停電時に電源を確保する、地震後に家族で車中泊する――。では、🚙4WDやSUV、🚐ミニバン、PHEVなど、どんな車が災害時に頼りになるのでしょうか。今回は「家族が安心して避難し、その後を乗り切れる車」という視点から、具体的に調べましたので、最後までご覧ください。
👀 ここでは、こんなことが分かります
🚙 豪雨・冠水に備えるなら、どんな車を選べばいいのか
🚐 地震で車中泊するなら、SUVとミニバンのどちらが使いやすいのか
⚡ 停電時に「電源」として使える車はどれなのか
📊 4WD・SUV・ミニバン・PHEVを比較すると、災害時に強い車はどれなのか
👨👩👧👦 家族を乗せて避難するなら、どんな車が現実的なのか
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早速見ていきましょう!
豪雨・地震に強い車を選ぶなら「4WD」だけを見てはいけない

最初に、この記事でいう「水害に強い車」の意味をはっきりさせておきます。
冠水した道路を安全に走れる車を紹介する記事ではありません。
JAFが2024年10月に行った冠水路走行テストでは、BEV、ハイブリッド車、ガソリン軽自動車を水深30cm・60cmの冠水路で検証しています。
水深30cmでは走り切ったケースでも、速度30km/hになるとBEVのアンダーカバーが外れたり、HVでは部品が外れたり、ガソリン車では車内へ水が入ったりしました。
水深60cmでは、40km/hでHVが走行後にエンジン停止、ガソリン車は28.5m地点で停止しています。
つまり、「走れた=安全だった」ではありません。
JAFも実際の冠水路では水深や水中の状態が分からず、マンホールや側溝などの危険もあるため、安易に進入せず迂回するよう呼びかけています。
▶ JAF「冠水路走行テスト」公式情報
▶ JAF「台風・大雨時のクルマに関する注意点」
「SUVなら水に強い」とも限らない
過去のJAFテストでは、水深60cm・10km/hという条件でセダンは走り切れず、エンジン位置の高いSUVは走り切った例があります。
ところが同じSUVでも60cm・30km/hでは大量の水が入り、わずか10mでエンジンが停止しました。
ここは防災用の車を探している人ほど知っておきたいところです。
最低地上高が高いことは悪路や段差への対応では有利ですが、「最低地上高○mmだから○cmの冠水まで走れる」という意味ではありません。
冠水性能についてメーカーが保証していない車を、この記事でも「○cmまで走れる」とは評価しません。
防災車として見るべきなのは、この5項目
今回の比較では、単なる人気車ランキングではなく、
| 防災性能 | 災害時に見るポイント |
|---|---|
| 悪路への対応 | 最低地上高、4WD、走破性 |
| 車中泊 | 横になれる空間、室内高、荷室 |
| 停電への対応 | AC100V・1500Wなどの給電 |
| 避難のしやすさ | 乗車人数、荷物の積載量 |
| 日常性 | 大きさ、取り回し、普段の使いやすさ |
という5方向から見ています。
ランドクルーザーのような本格SUVだけではありません。
アウトランダーPHEV、フォレスター、デリカD:5、ノア/ヴォクシー、セレナ、シエンタ、N-VAN、ジムニー系まで含め、SUV・ミニバン・コンパクトミニバン・軽商用車などを横断して比較しました。
そして、災害時の総合力で見ると意外な差が出ました。
国も災害時の「給電できる電動車」の活用を進めている
実は国も災害時の車の役割に注目しています。
ただ、国が「アウトランダーPHEVがおすすめ」「このSUVが災害に強い」と特定の市販車を推奨しているわけではありません。
国土交通省と経済産業省が活用を進めているのは、EV・PHEV・FCV・HVなど、外部へ電気を供給できる電動車です。
国土交通省は、こうした車を災害時の「移動式の非常用電源」として活用できると案内しています。
▶ 国土交通省「災害時に給電機能のある電動車は移動式の非常用電源として使えます!」
実際に令和6年能登半島地震では、自動車メーカーなどが被災地へ電動車を派遣し、停電地域で外部給電機能が活用されました。
さらに2026年8月には、国土交通省と経済産業省が電動車から医療機器へ給電するためのマニュアルも改定しています。
だからこそ今回の比較でも、4WD性能や最低地上高、車中泊の広さだけではなく、AC100V・1500Wなどの給電機能を備えているかを評価項目に入れています。停電が長引けば、スマートフォンの充電や照明、電気製品の使用など、車が「移動手段」から「生活を支える電源」へ変わるからです。
ただし、ここには大きな注意点があります。電動車だから冠水に強いわけではありません。
国も、浸水・冠水した車両には感電や火災のおそれがあるため使用しないよう注意しています。
今回紹介しているアウトランダーPHEV、フォレスター、ノア/ヴォクシー、セレナ、シエンタなども、
「国が推奨する車種」ではなく、国が災害時の活用を進める給電機能という視点も加えて比較した車種として考えるのが正確です。
▶ 経済産業省「災害時に電動車は非常用電源として使えます」
【2026年版】豪雨・地震・車中泊を考えて選ぶ防災車8選

それではここから、「豪雨・地震・車中泊を考えて選ぶ防災車8選」に絞って、詳しく見ていきましょう。
「豪雨から早めに逃げる」「地震後に家族が過ごす」「停電時に電気を確保する」――。
この3つを軸に、SUV、PHEV、ミニバン、コンパクト4WDなど車のタイプを限定せず、災害時にどんな強みがあるのかを8車種それぞれ比較していきます。
防災性能を総合比較
※「冠水」は水中走行性能を保証する評価ではありません。最低地上高や悪路対応など、冠水する前に安全な場所へ移動する際の余裕を中心に評価しています。
| 車種 | タイプ | 最低地上高など | 車中泊 | 給電 | 防災面で光るところ |
| 三菱 アウトランダーPHEV | PHEV SUV | G:200mm | ○ | AC100V・1500W | 走行・給電・居住性のバランス |
| SUBARU フォレスター | SUV | 220mm | ○ | 1500W設定あり | 地上高と日常性を両立 |
| 三菱 デリカD:5 | 4WDミニバン | 185mm | ◎ | △ | 大人数・荷物・悪路の総合力 |
| トヨタ ノア/ヴォクシー HEV | ミニバン | ― | ◎ | 1500W・非常時給電 | 家族の車中泊に強い |
| トヨタ ランドクルーザー250 | 本格SUV | 215mm | ○ | △ | 悪路への対応力を重視 |
| 日産 セレナ e-POWER/e-4ORCE | ミニバン | ― | ◎ | 1500W設定あり | 家族避難+電源 |
| トヨタ シエンタ HEV | コンパクトミニバン | ― | ○ | 1500W設定あり | 普段使いと防災の両立 |
| スズキ ジムニーシエラ | コンパクト4WD | 210mm | △ | △ | 狭い道・悪路・高い地上高 |
※グレード・メーカーオプションによって装備が異なります。購入時は必ず最新のメーカー主要諸元・装備表を確認してください。
総合力で注目したい|三菱 アウトランダーPHEV

防災という目的で一台を考えたとき、かなり興味深い存在がアウトランダーPHEVです。
Gグレードの最低地上高は200mm。ツインモーター4WDとS-AWCを採用し、さらに車内にはAC100V・最大1500Wのアクセサリーコンセントを備えています。
停電時にはスマートフォンを充電するだけでなく、消費電力の範囲内なら電気ケトルやパソコンなども使えます。
三菱自動車はV2Hを利用した場合、エンジン発電を組み合わせることで、ガソリン満タン時に一般家庭の電力量で最大約11日分を供給できると案内しています。
これは「悪路を走れるSUV」というだけでなく、車そのものを電源として利用できるという強みです。
ただし車内空間だけを比べれば、デリカD:5や大型ミニバンほど車中泊に余裕があるわけではありません。
「水害への備え」「停電」「地震」「普段使い」を一台でまとめたい家庭と相性のよい選択肢です。
▶ 三菱自動車 アウトランダーPHEV公式サイト
▶ アウトランダーPHEVの給電機能
最低地上高220mm|SUBARU フォレスター

フォレスターの最低地上高は220mm。
今回取り上げた乗用車の中でも、かなり余裕があります。
さらに現行モデルではストロングハイブリッド車にAC100V・1500Wアクセサリーコンセントの設定があり、SUBARU自身も「アウトドアや災害時にも電気が使える」と案内しています。
SUVとしての走行性能だけでなく、災害時の電源まで考えられている点がポイントです。
デメリットは、ミニバンと比較すると就寝時の室内高や多人数での居住性では不利になること。
普段はSUVとして使い、豪雨・地震・停電にも備えたい家庭なら有力候補になります。
▶ SUBARU フォレスター主要諸元・スペック
▶ フォレスター室内空間・1500W給電
車中泊と悪路を両方取りたい|三菱 デリカD:5

「SUVの走破性は欲しい。でも地震のとき家族で寝られる広さも欲しい」
この条件になるとデリカD:5が強くなります。
最低地上高は185mm。室内長2,980mm、室内幅1,505mm、室内高1,310mmというミニバンらしい室内空間を持っています。
メーカーも4WD性能とともに、アプローチアングル21.0°、ディパーチャーアングル23.0°などを公表しています。
本格SUVほど地上高を取らず、一般的なミニバンより悪路側へ振った独特の立ち位置です。
地震後の道路では、水だけでなく段差、砂利、泥、路面の荒れなども問題になります。
その意味では、「家族を乗せる」「荷物を積む」「車中泊する」「荒れた道路にも備える」まで一台で考えたい人には非常に面白い選択肢です。
一方、車体が大きく、燃費や普段の取り回しではコンパクトカーに及びません。
▶ 三菱自動車 デリカD:5走行性能
▶ デリカD:5主要諸元
家族の車中泊なら強い|トヨタ ノア/ヴォクシー ハイブリッド

豪雨への備えだけを見るとSUVが目立ちますが、地震後の避難生活まで含めるとミニバンの評価は一気に上がります。
ノア/ヴォクシーのハイブリッド車には、グレードによってAC100V・1500W、非常時給電システムが設定されています。
停電時でも車両の走行機能を停止した状態で、合計1500W以下の電気製品を使用できます。
家族4人で避難すると考えてみてください。
着替え、水、防災リュック、毛布、モバイルバッテリー、簡易トイレを積み、そのうえ人が横になる空間を作らなければなりません。
ここでは本格SUVの走破性より、ミニバンの広さと電源の方が役立つ場面も出てきます。
弱点は、冠水や大きな段差を意識した本格SUVではないこと。
豪雨時に危険な場所へ入るための車ではなく、災害が来る前に安全な場所へ避難し、その後の車中避難を支える車として評価したい一台です。
▶ トヨタ ノア公式・非常時給電システム
▶ トヨタ ヴォクシー公式・非常時給電システム
悪路への備えを優先|トヨタ ランドクルーザー250

ランドクルーザー250は最低地上高215mm。
トヨタの2026年4月版主要諸元表でも確認できます。
ただし、この記事では「ランドクルーザーだから冠水路を走れる」という評価はしません。
ランドクルーザーの価値は、あくまで高い最低地上高や本格4WDとしての悪路対応を災害時にも生かせる可能性があることです。
一方で全長4,925mm、全幅1,980mmと大きく、狭い住宅街や避難所駐車場では取り回しが難しくなる場面があります。
車中泊だけなら大型ミニバン、停電対策までならPHEVという別解もあります。
「防災=ランクル一択」ではありません。
家族+電源で選ぶ|日産 セレナ

セレナも地震後の車中泊を考えると候補に入ります。
e-POWER車、e-4ORCE車にはグレード・仕様により100V AC電源・1500Wが設定されています。
スマートフォンだけならモバイルバッテリーでも対応できますが、避難が数日に及ぶと話は変わります。
電気ケトルなど消費電力の大きな機器まで使える1500Wクラスの電源は、停電時の生活の幅を広げます。
SUVほど最低地上高を優先した設計ではないため、豪雨・冠水対策だけならフォレスターなどに分があります。
一方で、家族が長時間過ごす場所として考えればミニバンには大きな利点があります。
日常性まで考えるなら|トヨタ シエンタ ハイブリッド

大きなSUVやミニバンは便利ですが、誰もが大型車を所有できるわけではありません。
そこで見逃したくないのがシエンタです。
ハイブリッド車にはメーカーオプションでAC100V・1500W、非常時給電システムを設定できます。
普段は買い物や通勤、子どもの送迎に使い、停電したときには車から電気を取る。
これは防災専用車を所有するのではなく、毎日使う車に防災機能を持たせるという発想です。
本格的な悪路性能ではSUVに及ばないため、豪雨時の走破性を最優先する人向けではありません。
都市部や住宅街で暮らしながら、地震・停電への備えを強化したい家庭には現実的です。
狭い道と悪路に強み|スズキ ジムニーシエラ

ジムニーシエラの最低地上高は210mm。
コンパクトな車体ながら本格的な4WDとして設計されており、大型SUVとは違う魅力があります。
地震後、すべての道路が広く使えるとは限りません。
ただし、だからといって被災した道路へ積極的に入ってよいわけではなく、通行止めや緊急車両の妨げになる場所には進入しないことが大前提です。
防災面での大きな弱点は室内空間。
家族4人が長期間車中泊する用途では、ミニバンに大きく差をつけられます。
「悪路・コンパクトさ」を優先する車であり、「家族の避難所」として選ぶ車とは少し役割が違うと見た方が分かりやすいでしょう。
結局、豪雨・地震に備えるならどの車を選べばいい?

車種名だけで決めると答えを間違えます。
災害の種類によって、強い車が変わるからです。
| こんな人 | 注目したい車 |
| 豪雨・地震・停電を総合的に備えたい | アウトランダーPHEV |
| SUV+最低地上高+給電を重視 | フォレスター S系 |
| 家族+車中泊+悪路まで欲しい | デリカD:5 |
| 家族4~5人の車中泊を優先 | ノア/ヴォクシー HEV |
| 悪路対応を優先したい | ランドクルーザー250 |
| 家族+ミニバン+1500W電源 | セレナ |
| 日常性+停電対策 | シエンタ HEV |
| 狭い道+悪路+コンパクト | ジムニーシエラ |
ここで個人的に注目したいのは、PHEV・ハイブリッド車の「電気を取り出せる」という能力です。
地震では道路だけが問題になるわけではありません。
停電が起きれば、スマートフォンの充電、照明、情報収集、温かい食事など、「電気があるかどうか」が避難生活を大きく変えます。
そのため防災車を選ぶなら、
走破性だけを見る → △
車中泊の広さだけを見る → △
4WDだけを見る → △
ではなく、
「逃げる・寝る・積む・電気を使う・普段も使う」の5項目で選ぶ
という考え方が現実的です。
「車中泊できる車」を買えば安全になるわけではない
ここは現在の災害状況を考えても、強く書いておきたいところです。
厚生労働省は2026年8月4日の大臣会見で、熊本県において被災中に車中泊をしていた70代女性が熱中症の疑いで亡くなった事案について言及しています。
厚労省は車中泊をしている人について、日陰や風通しのよい場所に駐車するなど、暑さを避けるよう注意を呼びかけています。
さらに車などの狭い場所で長時間足を動かさずにいると、血栓ができて肺の血管などを詰まらせるエコノミークラス症候群の危険もあります。
▶ 厚生労働省「災害時における健康管理」
▶ 内閣府「在宅避難者・車中泊避難者の支援」
車中泊するなら「完全に横になれるか」を確認する
防災目的で車を選ぶなら、販売店でシートを眺めるだけでは分かりません。
できれば、
「実際にシートを倒して、自分が横になれる状態まで作ってください」
と確認したいところです。
身長170cmの人と150cmの人では必要な長さが違いますし、カタログで「フラット」と書かれていても段差が残る車があります。
Hondaも公式の車中泊解説で、車種によって隙間や段差ができるため、マットなどを使う方法を紹介しています。
そして車中泊では、広さ以上に健康管理が大切です。
厚生労働省はエコノミークラス症候群の予防として、軽い体操やストレッチ、こまめな水分補給、かかとの上げ下ろし、就寝時に足を上げることなどを案内しています。
「大きなミニバンを買ったから安心」ではありません。
車中泊できる車+正しい避難方法+防災用品までそろって、初めて災害への備えになります。
水害に強い車を探している人に一番伝えたいこと
豪雨が近づいてから、
「このSUVなら水深30cmくらい行けるだろう」
と考えるのは危険です。
JAFの実験結果からも分かる通り、同じ水深でも速度によって状況が変わり、走行できても車両に水が入り込むケースがあります。
水深だけでなく、流速、路面状況、車種、速度、波、段差、見えない側溝やマンホールなど条件は一定ではありません。
さらに水没すると水圧でドアが開けられなくなることがあります。
JAFの実験では、水深60cmの条件でセダンのドアを車外から開ける際、通常の5倍近い力が必要になったケースも確認されています。
だからこそ、この記事で紹介した最低地上高200mm、210mm、220mmという数字を「走ってよい水深」に読み替えないでください。
水害に強い車とは、
深い水の中へ突っ込める車ではなく、雨が激しくなる前に安全な場所へ移動し、その後の避難生活まで支えてくれる車。
防災という視点では、こちらの考え方の方がずっと大切です。
まとめ|2026年の防災車は「走破性+車中泊+電源」で選びたい
豪雨への備えだけなら最低地上高が高く4WD性能に優れたSUVが目立ちます。
しかし地震後の避難生活まで考えると、答えはそれほど単純ではありません。家族で眠るならミニバンの室内空間が役立ち、停電が続けばPHEVやハイブリッド車のAC100V・1500W給電が大きな助けになります。
今回の比較では、総合型ならアウトランダーPHEV、SUVとして地上高と給電を両立するならフォレスター、家族の車中泊と悪路対応ならデリカD:5、車中泊空間ならノア/ヴォクシーやセレナというように、それぞれ違う強みが見えてきました。
ただし、どの車を選んでも冠水路への進入を安全にする保証にはなりません。豪雨では水が来る前に移動する。地震では安全が確認された場所へ避難する。そして車中泊では熱中症やエコノミークラス症候群を防ぐ。
「災害に勝てる車」を探すのではなく、「災害から早く逃げ、その後の生活を支えられる車」を選ぶ。
これが、いざというときの防災集として今回の調査から出した結論です。
暮らしの中から考える、災害への備え
災害が起きてからではなく、
何も起きていない今だから確認できることがあります。
豪雨、台風、地震、停電――。 災害は「車に乗っているとき」や「自宅に戻れないとき」に 起こるかもしれません。
そんなとき、車は単なる移動手段ではなく、 安全な場所へ避難するための足になり、 ときには家族が休む場所や、電気を確保する手段にもなります。
今乗っている車でも構いません。 最低地上高、駆動方式、給電機能、シートアレンジ、 荷室の広さ、防災用品を積める場所を一度確認してみてください。
そして車内には、水や簡易トイレ、ライト、モバイルバッテリー、 脱出用ハンマーなど、いざというときに持ち出せる備えを。 車を買い替えなくても、今日からできる防災はあります。
豪雨時は危険が迫る前の早めの避難を心がけてください。


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