停電でも安心!スマホ充電を守る「ポータブル電源」の選び方と最新おすすめ3選はこれ!

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はじめに〜「困った…充電がない!」を防ぐために

災害のとき、一番困ったものって何だと思いますか?
食料や水ももちろん大切ですが、最近のアンケートで圧倒的に多いのが――
~「スマホの充電が切れた」~なんです。

スマホが使えなくなると、家族に連絡できない、最新の避難情報が見られない、懐中電灯アプリも点けられない…。
つまり「電源がない=情報がない=命の危険に関わる」ということなのです。

災害時に「なくて困ったもの」として、最も頻繁に挙がるのが電源の確保です。スマホやルーター、LEDランタン、補助医療機器など、私たちの生活は「電気」に深く依存しています。

停電が長引くと、情報が取れない・連絡が取れない・要請ができないという致命的な状況に陥ります。

総務省消防庁の手引きでも、携帯電話網は輻輳や停電で機能不全に陥る可能性が明記され、情報伝達の重要性が示されています。消防庁

実際の意識調査でも、「必要なもの」の上位にポータブル電源(予備電源)が並ぶ結果が出ています。

内閣府や自治体のチェックリストにも、携帯充電器・モバイルバッテリーの記載が見られ、日常携行や非常持出品への組み込みが推奨されています。消防庁

実際、災害の被災者インタビューではこんな声が多く聞かれます。

「停電してスマホの充電がなくなったとき、本当に心細かった」
「情報が取れないのが一番つらかった」


いろいろ調べて、食料品や水以外に、いざというときに本当に困るのは何なのかを厳選し、その中でもこの3つは、災害時あったら絶対助かるというものをあげました。

見て、損はさせません。

地震があってからでは、みな買いあさります。そうなる前に、ぜひご購入の検討を!!

今回も情報満載でお送りいたします。


第1章:なぜ“電気の備え”が命を守るのか?

🔌災害時、まず止まるのは「電気」

地震や台風、大雨による停電は、どんな地域にも起こりえます。
電気が止まると、照明・冷蔵庫・携帯の充電・Wi-Fi――すべて使えません。
しかも最近の家電は電子制御が多く、「電気なし」では何も動かないんです。

停電が数時間なら我慢できますが、もし数日続いたらどうでしょう?
スマホもモバイルバッテリーも次々と電池切れ…。
外部と連絡が取れなくなるのは、想像以上に不安です。

消防庁の指針は、携帯網の耐災害性に触れつつも、断線・停電時に情報伝達が行えない可能性を明記し、自治体・住民側の多層的備えを促しています。消防庁

電気安全③(停電に備える) 消防庁動画チャンネル

● “情報”が命を救う時代に

災害のとき、一番頼りになるのは「正確な情報」。
SNSや防災アプリ、自治体からの避難指示など、すべてスマホから入ります。
つまり「電気を確保すること」が「安全を確保すること」でもあるのです。

通信を維持できることの利益は計り知れません。

  • 迅速な避難判断:気象庁・自治体の避難指示や広報を即時に受け取り、危険エリア・安全ルートを把握できます。
  • 安否確認・救助要請:家族・知人との連絡や、救助・物資要請が継続できます。
  • 避難生活の質:夜間の照明、換気用の小型ファン、ルーターなどに電力を回せます。
  • 心理的安定:連絡・情報が維持されるだけで不安が和らぎ、意思決定の質も上がります。

モバイルバッテリーだけでは限界がある点も押さえたいです。

一般的な10,000〜30,000mAh級はスマホ数回分の“点”の備えとしては有効ですが、家族人数・複数機器・長期停電には容量・出力ともに不足しがちです。そこで、AC出力・大容量・複数入力を備えたポータブル電源が「通信・灯り・最低限の家電」を支える主力として必要になります。

ある防災士の方はこう話しています。

「水や食料より、まず電源。通信が絶たれたら次の行動が取れません」

● モバイルバッテリーだけじゃ足りない?

普段持ち歩くバッテリーは、スマホ数回分しか充電できません。
家族が多いとすぐに空っぽに…。
さらに数日間の停電となると、もう完全に電力不足です。

そこで登場するのが、ポータブル電源(蓄電池)です。
スマホだけでなく、ノートPC、扇風機、Wi-Fiルーター、テレビなども動かせます。
まさに「持ち運べるコンセント」。

「電気の備え=命の備え」――
そう考えておくのが、これからの防災の新常識です。


第2章:後悔しない「ポータブル電源」の選び方

ポータブル電源といっても種類はさまざま。
ここでは、初心者でも失敗しない5つの選び方を紹介します。

① 容量(Wh)をチェック!

数字が大きいほど長く使えます。
目安は以下の通りです👇

容量使える目安
300Whスマホ10回分ほど
1000Wh家族3人のスマホ+ライト+Wi-Fiを2〜3日
2000Wh冷蔵庫・扇風機なども動かせる大容量

迷ったら1000Whクラスを選べばまず安心です。

② 出力(W)で「何が動くか」が決まる

同じ容量でも、出力が低いと使えない家電があります。
ドライヤーや炊飯器は消費電力が高く、
「定格1500W」以上あると安心です。

③ 安全な電池を選ぶ

最近は「リン酸鉄リチウム電池」が主流。
発火しにくく長持ちなので、防災にはピッタリです。
日本のPSEマークがある製品を選びましょう。

④ 充電方法はいくつある?

ACコンセントだけでなく、ソーラー充電車から充電できるものを選びましょう。
災害時はどのルートが生きているかわからないからです。

⑤ 重さ・持ち運びやすさ

容量が大きいほど重くなります。
避難用には10kg以内、家用には20kg級でもOK。
取っ手やキャスターが付いていると便利です。

Column:≪後悔しないポータブル電源の選び方(5つの要点)≫専門的にもっと詳しく・・・

1)容量(Wh)
使いたい機器の消費電力(W)×時間(h)=必要Whで逆算します。スマホ・ルーター・LED照明・小型ファンなどの合計W数と運用時間から見込むと、家庭の停電対策なら1,000〜2,000Wh級が主力になりやすいです。実際の利用可能量は変換ロス等で公称の80〜90%程度で見積もると安全です。民間の選定記事でも“1000Wh超”や“リン酸鉄リチウム”など耐久・安全優先の観点が重視されています。

2)出力(定格/瞬間)
継続的に出せる定格出力と、立ち上がりの瞬間出力を確認します。電子レンジやドライヤー等は起動ピークが大きく、余裕ある定格+瞬間が必須です。メーカーのFAQでも、定格超の機器は保護動作で遮断される旨が注意されています。

3)電池化学・安全機構
リン酸鉄リチウム(LiFePO₄)は熱安定性と長寿命で災害用途に向きます。BMS(過充電・過放電・過熱・短絡保護)やPSE適合も確認しましょう。国内大手のVictor(JVCケンウッド)は、リン酸鉄採用・約3,000回サイクル・常時接続可などの安全設計を前面に出しています。

4)複数の充電手段と“速さ”
AC・ソーラー・車載(DC)・USB-C PDなど、多入力を確保し、できれば同時充電や急速充電に対応する製品が理想です。たとえばAnkerのHyperFlash™は約99分で満充電(2000Wh帯・20kg未満クラスの自社調べ条件)を掲げ、UPS(10ms切替)にも対応します。

5)携帯性・使い勝手
重量・ハンドル・キャスター、ポート配置、放熱、残量%表示、誤操作防止など、停電時の暗所・混乱を想定した操作性を重視します。自治体・内閣府系の備蓄指針は“分散保管”“日常携行品の充電器”の考え方も示しており、大型=据置、軽量=持出の二層化が現実的です。


第3章:2025年おすすめ「最新ポータブル電源」3選

ここからは、2025年10月時点で注目されている最新モデルを紹介します。
「信頼・性能・使いやすさ」の3拍子がそろった製品を厳選しました。


① Anker Solix C2000 Gen 2

(約2048Wh/UPS機能・急速充電対応)
👉 公式サイトはこちら

  • 約2,000Whの大容量で、家中の電気をまかなえる安心設計。
  • 約99分で満充電できる「HyperFlash」技術がすごい!
  • 停電時には自動で電源を切り替えるUPS機能(瞬断10ms)付き。
  • 普段はコンセントに繋ぎっぱなしでOK。

おすすめポイント:
在宅勤務・家族世帯・医療機器利用家庭に最適です。
「家庭の非常用電源の決定版」といっても過言ではありません。


② Jackery Portable Power 1000 New

(約1070Wh/定格1500W)
👉 公式サイトはこちら

  • アウトドア・防災の定番ブランド。
  • ソーラーパネルとの相性が良く、日中に充電→夜に使用のサイクルが作れます。
  • 使いやすいサイズで、女性でも持ち運び可能。

おすすめポイント:
「家庭でもキャンプでも使いたい」という人にピッタリ。
コスパと信頼性のバランスが優秀です。


③ Victor BN-RF1100

(1152Wh/定格1500W・瞬間3000W)
👉 公式サイトはこちら

  • 安心の日本ブランドJVCケンウッド製。
  • 長寿命のリン酸鉄リチウム電池。
  • 常時コンセント接続OKで、停電時に自動切り替え。
  • 約3000回の充放電サイクルで長持ち。

おすすめポイント:
普段は据え置き、停電時に自動で切り替わる“家庭の味方”。
高齢者や在宅勤務家庭にとって非常に頼れる一台です。


第4章:停電時に“賢く長持ちさせる”使い方

せっかくポータブル電源を持っていても、
「すぐバッテリーがなくなった」ではもったいないですよね。
ここでは、長持ちさせるコツを紹介します。

● 使う順番を決めておく

  1. スマホ・Wi-Fi・ライト → 最優先!
  2. 扇風機・充電式ラジオ → 次に大事
  3. 炊飯器・電子レンジ → できれば後回し

「優先リスト」を紙に書いておくと焦らず対応できます。

● こまめに電源を切る

使わないときはスイッチをOFFに。
待機電力も意外と大きいので、延長コードのスイッチを活用しましょう。

● ソーラーパネルを併用する

晴れた日は太陽光で充電し、夜に使う「昼夜サイクル運用」が理想です。
長期停電時でもエネルギーを“自給”できます。

● 定期メンテナンスを忘れずに

半年に一度は電源を入れて充放電を。
満タンのまま放置せず、半分程度で保管するのがおすすめです。
暑い車内や湿気の多い場所はNG。


第5章:まとめ 〜 いざという時の“電源”があなたを守る

最後に、この記事で大事なポイントをおさらいします👇

  • 停電時に一番困るのは「スマホ充電」
  • モバイルバッテリーだけでは足りない
  • ポータブル電源は「家庭の命綱」になる
  • 容量・出力・安全性・充電方法・重さをチェック
  • 普段からメンテと使い方の練習を!

おすすめ3選は以下の通りです:

1️⃣ Anker Solix C2000 Gen 2(家庭の主力)
2️⃣ Jackery Portable Power 1000 New(バランス型)
3️⃣ Victor BN-RF1100(日本ブランドの安心感)


💡ひとこと

防災の準備は「一気に完璧」じゃなくていいんです。
まずはスマホを守るための電源から始めてみましょう。
「電気を持つ=情報を持つ」。
情報は命を守ります。
あなたと家族の“もしも”のために、今日から少しずつ備えていきましょう。


最後までご清聴いただき、誠にありがとうございました。

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