❄️ 揺れる冬、止まる暮らし。雪と地震が同時に来たとき、私たちは何を守れるのか~寒さの中で“正しい判断”をするための長い話~

防災情報
防災情報
  1. はじめに
  2. 第1章|雪と地震が重なった瞬間、日常はどう壊れるのか
    1. 「いつもの地震」と思った瞬間に起こるズレ
    2. 雪は「静かに危険を積み上げている」
    3. 道路と避難経路が“機能しない”現実
    4. 冬の停電は「不便」ではなく「危険」
    5. 「助けを呼べない時間」が長くなる
    6. 「知っているかどうか」だけで変わる結果
  3. 第2章|雪の中で地震が起きた瞬間、命を守る行動判断とは何か
    1. 「とっさの行動」が最も間違いやすい理由
    2. 地震発生直後に「してはいけないこと」
    3. 正解は「まず止まり、守り、耐える」
    4. 揺れが収まった直後の「判断の時間」
    5. 「避難するか・留まるか」の現実的判断
    6. 冬の避難で必ず意識したいこと
    7. 子ども・高齢者がいる家庭の注意点
    8. 判断を誤らないために必要なのは「想像力」
  4. 第3章|雪と地震に本当に耐えるための備えとは何か
    1. 「備え」は量よりも“質と想定”がすべて
    2. 冬の複合災害で最優先すべきは「体温の維持」
    3. 「暖を取る」ための現実的な手段
    4. 水と食料は「冬仕様」で考える
    5. トイレ問題は「我慢できない」
    6. 冬の停電で「明かり」が持つ意味
    7. 情報が遮断される不安をどう防ぐか
    8. 家庭ごとに考えるべき「追加の備え」
    9. 備えは「不安を増やすもの」ではない
  5. 第4章|事前に買っておくと「本当に助かる」ものと行動(3000字以上)
    1. 「買っておけばよかった」と後悔されやすいもの
    2. 冬の災害で最も差が出るのは「足元」
    3. ヘルメット・防災ずきんは「大げさ」ではない
    4. 情報を得る力が「冷静さ」を保つ
    5. 冬の災害で「体力を守る」ための工夫
    6. カセットコンロとガスは「心の安定剤」
    7. 冬は「音」と「静けさ」にも注意する
    8. ペット・家族構成ごとの「見落とされがちな備え」
    9. 「買うこと」より大切な行動
    10. 冬の複合災害は「準備した人ほど冷静でいられる」
  6. おわりに|備えは「不安を集めること」ではなく、「今日を守ること」
    1. 雪と地震が重なる災害は、特別な話ではありません
    2. 完璧な防災は存在しません
    3. 「逃げる」ことだけが正解ではない
    4. 防災は「特別な人の話」ではありません
    5. 今日できることは、ほんの小さなことでいい
  7. 🔗 必ずブックマークしておきたい公的情報(公式)
  8. 最後に|心からの感謝を込めて

はじめに

日本に暮らしている私たちは、「地震大国」に住んでいるという現実を、日常の中でどこか受け入れながら生活しています。
一方で、冬になると毎年のように繰り返されるのが、大雪や寒波による生活への影響です。

しかし、この二つが同時に起きた場合について、私たちはどれだけ具体的に想像できているでしょうか。

テレビやネットで目にする防災情報の多くは、
「地震のときはこうする」
「大雪のときはこう注意する」
と、それぞれ単独の災害として語られています。

ところが現実には、

  • 大雪警報が出ている夜中に地震が起きる
  • 雪かきで疲れ切った早朝に揺れを感じる
  • 停電が続く寒い夜に余震が来る

といった状況は、決して非現実的ではありません。

むしろ冬の地震は、
「いつもより判断が遅れやすく」「行動の選択肢が極端に少ない」
という点で、非常に厄介な災害です。

寒さは人の体力を奪い、
雪は移動を妨げ、
暗闇は不安を増幅させます。

このブログは、
「恐怖を煽るための文章」ではありません。
また、「理想論を並べる記事」でもありません。

もし、
雪が積もっている最中に地震が起きたら、現実に何が起こるのか
そのとき、どんな行動が危険で、どんな行動が助けになるのか

それを、生活者の目線で、言葉を惜しまず丁寧に書いていきます。

すべてを覚える必要はありません。
ただ、読んだ経験があるかどうかで、
「その瞬間の判断」は確実に変わります。

※時間があるときにお読みになってください。


第1章|雪と地震が重なった瞬間、日常はどう壊れるのか

https://newsdig.tbs.co.jp/mwimgs/f/a/425w/img_faac42d41ca89c0e3b46c1ae01e8baf3234871.jpg
https://imgcdn.cna.com.tw/www/WebPhotos/800/20260109/1200x800_wmkn_243917301463_0.jpg
https://jaf.or.jp/-/media/1/2590/2778/UuwnSHcJc4JO.jpeg?mh=710

「いつもの地震」と思った瞬間に起こるズレ

地震が起きたとき、多くの人は無意識のうちに、
「これまで経験してきた地震」と照らし合わせて状況を判断します。

・前もこのくらい揺れた
・大丈夫だった記憶がある
・今回も何とかなるだろう

しかし、雪があるだけで前提条件は大きく変わります。

たとえば、同じ震度4でも、

  • 夏の昼間
  • 真冬の深夜、積雪30cm

では、危険の質がまったく異なります。


雪は「静かに危険を積み上げている」

雪は、降っている間は静かです。
音もなく、目立った破壊も起こしません。

しかし確実に、

  • 屋根
  • 電線
  • カーポート
  • 倉庫
  • 老朽化した家屋

負荷をかけ続けています。

その状態で地震の揺れが加わると、
今まで「耐えていたもの」が、一気に限界を超えます。

屋根に積もった雪は、
ただ落ちるだけではありません。

・瓦
・金具
・雪止め
・雨どい

これらを巻き込みながら、塊となって落下します。

そして怖いのは、
それが「揺れている最中」ではなく、
揺れが収まった直後に起きやすいという点です。

「もう大丈夫だろう」と外に出た瞬間、
頭上から落ちてくる――
これは冬の地震で実際に起きている事故です。


道路と避難経路が“機能しない”現実

地震が起きると、
「とにかく外へ」「広い場所へ」という意識が働きます。

しかし雪があると、
その“外”が安全とは限りません。

  • 歩道が雪で埋まり、車道しか通れない
  • 側溝が見えず、足を取られる
  • 圧雪で転倒し、起き上がれない

避難所へ向かう道が、
すでに危険なルートになっていることも珍しくありません。

また、車での避難も現実的ではなくなる場合があります。

  • スタック
  • 事故
  • 渋滞

結果として、
「移動することで危険が増す」という逆転現象が起こります。


冬の停電は「不便」ではなく「危険」

雪と地震が重なると、
停電の復旧はどうしても遅れがちになります。

冬の停電で起こるのは、

  • 暖房が止まる
  • 照明が消える
  • 情報が入らない

という状態です。

ここで重要なのは、
寒さが“じわじわ”人を追い詰めるということです。

寒いと、

  • 手がかじかむ
  • 動きが鈍る
  • 判断が遅れる

これは精神論ではありません。
低体温は、確実に思考力を奪います。

特に、

  • 高齢者
  • 乳幼児
  • 持病のある人

にとっては、
「寒さ」そのものが命に関わる問題になります。


「助けを呼べない時間」が長くなる

雪害と地震が重なると、
救助や支援が届くまでに時間がかかります。

  • 除雪が追いつかない
  • 道路が寸断される
  • 夜間で視界が悪い

その間、私たちは
自分たちで耐え、判断し、行動する時間を過ごすことになります。

この時間をどう過ごせるかが、
被害を「最小限」で済ませられるかどうかの分かれ目です。


「知っているかどうか」だけで変わる結果

雪と地震が重なったとき、
多くの危険は突然現れるものではありません。

  • 屋根の雪
  • 凍った道
  • 寒さによる体力低下

これらはすべて、
「事前に知っていれば、避けられる危険」です。

だからこそ、
この第1章ではあえて、
起きることを細かく、具体的に書きました。

怖がらせるためではなく、
「そのとき、慌てないため」です。

第2章|雪の中で地震が起きた瞬間、命を守る行動判断とは何か

https://tshop.r10s.jp/kaguno1/cabinet/content/fuyubousai_1280720.jpg
https://storage.tenki.jp/storage/static-images/feature/image/5/52/527/527/large.jpg
https://www.felissimo.co.jp/dw/image/v2/BGGR_PRD/on/demandware.static/-/Sites-196/default/dwbf9ad31b/pic/700192-productcuts-02-99999999-S.jpg

「とっさの行動」が最も間違いやすい理由

地震が起きた瞬間、人の体は考えるより先に動きます。
これは本能的な反応であり、決して悪いことではありません。
しかし、雪がある状況では、この本能的な行動が裏目に出ることがあります。

多くの人が、

  • 揺れを感じた瞬間に立ち上がる
  • 外へ逃げようとドアへ向かう
  • 家族を探して部屋を移動する

といった行動を取ります。

夏であれば、これが大きな問題にならない場合もあります。
ところが冬、しかも雪が積もっている状況では、
その一歩が危険への入口になることがあるのです。


地震発生直後に「してはいけないこと」

まず、はっきりさせておきたいのは、
**雪のある地震で“やってはいけない行動”**です。

1️⃣ 反射的に外へ飛び出す

屋外は一見安全そうに見えますが、
雪の日は危険が重なっています。

  • 屋根の雪が落下する可能性
  • 凍結した足元
  • 視界の悪さ

揺れの最中や直後に外へ出ることは、
頭上と足元、両方の危険に身をさらす行為になります。


2️⃣ 厚着をせずに移動する

「すぐ戻るつもりだった」
「様子を見るだけだった」

こうした油断が、
結果的に長時間寒さにさらされる原因になります。

地震後は、

  • 余震
  • 停電
  • 建物の安全確認

などで、思った以上に時間がかかります。
防寒なしで外や寒い室内にいることは、体力を一気に奪います。


3️⃣ 暗闇の中で慌てて動く

冬の地震は、夜間に起きることも多く、
停電と同時に暗闇に包まれることがあります。

暗闇での移動は、

  • 転倒
  • 物にぶつかる
  • 家具の下敷きになる

といった二次被害を招きます。


正解は「まず止まり、守り、耐える」

雪のある地震で最優先すべき行動は、
とにかく“今いる場所で身を守る”ことです。

身を守るための基本動作

  • 低い姿勢を取る
  • 頭と首を守る
  • 家具や窓から距離を取る

これは地震の基本ですが、
冬でも、雪の日でも、最重要です。

「外は寒い」「雪が積もっている」
その情報は、揺れが収まってから考えれば十分です。


揺れが収まった直後の「判断の時間」

地震が一旦落ち着くと、
人は次の行動を考え始めます。

ここで重要なのは、
すぐに結論を出さないことです。

まず、深呼吸をして、
次の点を一つずつ確認してください。


① 自分と周囲の安全確認

  • ケガはないか
  • 家族は無事か
  • 出血や強い痛みはないか

寒さの中では、
ケガに気づくのが遅れることもあります。
触って確認するくらいでちょうどいいのです。


② 建物の状態を冷静に見る

  • 大きな傾きはないか
  • 壁や柱に致命的な亀裂はないか
  • ドアや窓が歪んでいないか

雪があると、
建物への負荷はすでに大きくなっています。
少しの異変も、軽視しないでください。


③ 屋根・周囲の雪の状態

これは冬特有の確認項目です。

  • 雪がずれていないか
  • 今にも落ちそうな塊はないか
  • 雨どいや軒先が歪んでいないか

これらが見られる場合、
屋外に出る行動は極めて危険になります。


「避難するか・留まるか」の現実的判断

避難は「正義」ではありません。
状況に合わない避難は、命を危険にさらします。

屋内待機が有効なケース

  • 建物の損傷が軽微
  • 暖を取れる手段がある
  • 雪や凍結で外が危険

この場合、
無理に避難所へ向かわない判断が、最善になることもあります。


避難が必要なケース

一方で、

  • 建物の倒壊リスクが高い
  • 火災の危険がある
  • ガス漏れが疑われる

こうした場合は、
寒さや雪を承知の上で避難が必要です。


冬の避難で必ず意識したいこと

避難すると決めたら、
「急ぐ」より「確実」を選びます。

  • 防寒着を重ねる
  • 手袋・帽子を着用
  • 両手が空くようにする

ここでの数分の準備が、
その後の数時間、数日を大きく左右します。


子ども・高齢者がいる家庭の注意点

寒さへの耐性は、年齢で大きく違います。

  • 子どもは寒さを我慢しやすい
  • 高齢者は寒さに気づきにくい

どちらも、
気づいたときには体力を消耗していることが多いです。

「寒くない?」と何度も声をかけることは、
立派な防災行動です。


判断を誤らないために必要なのは「想像力」

雪と地震が重なったとき、
完璧な判断は誰にもできません。

それでも、

  • 起きることを知っている
  • 危険を想像できる

それだけで、
最悪の選択を避ける確率は大きく上がります。

この第2章で伝えたかったのは、
「こうしなければならない」という正解ではなく、
「こうすると危険になりやすい」という現実です。

第3章|雪と地震に本当に耐えるための備えとは何か

https://news.ntv.co.jp/gimage/n24/articles/652f4551343745ccb8a076f9090683b1/20211227_223950357u.jpg?w=1200
https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/pirates-shop_dp-1001set
https://m.media-amazon.com/images/I/81AThTAoVYL._AC_UF894%2C1000_QL80_.jpg

4

「備え」は量よりも“質と想定”がすべて

防災用品というと、
「とりあえずセットを買っておけば安心」
と思われがちです。

しかし、雪と地震が同時に起きた場合、
一般的な防災セットだけでは正直、足りません。

理由は明確です。
多くの防災セットは、

  • 春〜秋を前提
  • 短期間の避難を想定
  • 体温低下を深く考慮していない

という特徴を持っているからです。

冬の災害で最も恐ろしいのは、
「すぐに命の危険が訪れる」ことではなく、
寒さと不便が長時間続くことです。

だからこそ、
第3章では「生き延びるための備え」を、
感覚ではなく、状況ベースで考えていきます。


冬の複合災害で最優先すべきは「体温の維持」

雪と地震が重なると、
まず直面するのが「寒さ」です。

停電が起きれば、
エアコン・ヒーター・床暖房は使えません。
給湯器も止まり、温かいお湯も出なくなります。

このとき重要なのは、
**体を温める“装置”より、体温を逃がさない“工夫”**です。

絶対に用意しておきたい防寒系アイテム

  • 毛布(1人につき2枚以上)
  • 防寒アルミシート(人数分+予備)
  • 厚手の靴下
  • フリースやダウンなど軽量防寒着
  • 使い捨てカイロ(多めに)

毛布は「寝るため」だけではありません。
床に敷く、体に巻く、風を遮る――
用途は無限にあります。

アルミシートは安価ですが、
あるのとないのとでは体感温度がまったく違います。


「暖を取る」ための現実的な手段

電気が使えない状況で、
最も現実的に役立つのがカセットコンロです。

  • お湯を沸かせる
  • 温かい飲み物を作れる
  • 簡単な調理ができる

たった一杯の温かい飲み物が、
体だけでなく気持ちを落ち着かせる効果を持ちます。

ここで注意したいのは、

  • 換気を必ず行う
  • 就寝中は使用しない

という基本ルールです。

暖房器具として使うのではなく、
**「温かいものを作る手段」**として考えることが重要です。


水と食料は「冬仕様」で考える

災害備蓄というと、
どうしても「食べ物」に目が行きがちです。

しかし冬は、

  • 冷たい水が飲みにくい
  • 体が冷える
  • 食欲が落ちる

といった問題があります。

冬に向いた備蓄の考え方

  • 常温保存できる飲料
  • 温めると食べやすい食品
  • 調理が簡単なもの

たとえば、
レトルトのおかゆ、スープ、味噌汁などは、
体を内側から温めるという意味で非常に有効です。


トイレ問題は「我慢できない」

雪と地震が重なると、
断水や下水のトラブルが起きやすくなります。

トイレは、

  • 我慢できない
  • 生活の質を一気に下げる
  • 感染症の原因にもなる

という点で、
最優先で対策すべき問題です。

簡易トイレがもたらす安心感

  • 水を使わずに済む
  • 室内で使える
  • 精神的な負担が激減する

トイレの不安が解消されるだけで、
人は驚くほど落ち着きを取り戻します。


冬の停電で「明かり」が持つ意味

暗闇は、
人の不安を何倍にも増幅させます。

雪の日の停電は、
外が静かで、音もなく、
余計に孤独感を強めます。

だからこそ、

  • LEDランタン
  • ヘッドライト
  • 予備電池

は、単なる便利グッズではなく、
精神を支える道具でもあります。

手が空くヘッドライトは、
調理・トイレ・介助など、
あらゆる場面で役立ちます。


情報が遮断される不安をどう防ぐか

雪害と地震が重なると、
スマートフォンが使えなくなる可能性も高まります。

  • 回線混雑
  • バッテリー低下
  • 停電による充電不可

こうした事態に備え、
**ラジオという“原始的だが確実な手段”**を持っておくことは、
非常に現実的な備えです。

情報が入るだけで、

  • 今何が起きているのか
  • これからどうなるのか

を冷静に判断できるようになります。


家庭ごとに考えるべき「追加の備え」

ここまで紹介したものは、
あくまで基本です。

家庭によって、

  • 乳幼児がいる
  • 高齢者がいる
  • ペットがいる

といった事情は異なります。

それぞれに応じて、

  • おむつ
  • 常備薬
  • ペットフード

などを必ず追加してください。

「うちは大丈夫」ではなく、
「うちの場合はどうなるか」と考えることが、
備えの質を高めます。


備えは「不安を増やすもの」ではない

防災について考えると、
気持ちが重くなる人も多いと思います。

しかし本来、
備えとは不安を増やすためのものではありません。

  • 想像できる
  • 用意してある
  • だから慌てない

この状態を作るためのものです。

第3章で書いた備えは、
どれも特別なものではありません。
今日から、少しずつ揃えられるものばかりです。

第4章|事前に買っておくと「本当に助かる」ものと行動(3000字以上)

https://miw-inc.jp/images/product/item8/img01.jpg
https://p1-3c615a9b.imageflux.jp/w%3D664%2Ch%3D1200%2Ca%3D0%2Cu%3D0%2Cir%3Dauto/uploads/product_image/image/2987384/image.jpg?1729561288=
https://item-shopping.c.yimg.jp/i/n/batteryking_6434_8

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「買っておけばよかった」と後悔されやすいもの

雪と地震が重なった災害では、
あとから多くの人が口にする言葉があります。

「まさか、こんな状況になるとは思わなかった」

この「まさか」は、
防災の世界では決して特別なものではありません。

第4章では、

  • 高価すぎない
  • 普段は目立たない
  • でも災害時に真価を発揮する

そんな“地味だが重要”な備えを中心に紹介します。


冬の災害で最も差が出るのは「足元」

雪と地震が重なると、
転倒事故が一気に増えます。

  • 雪に隠れた段差
  • 凍結したアスファルト
  • 崩れた瓦やガラス片

これらは、
一度転ぶだけで行動不能になる危険を含んでいます。

本当に助かる足元装備

  • 滑り止め付き防寒靴
  • 簡易スパイク(後付けタイプ)
  • 厚底で足首を支える靴

スニーカーや長靴では、
正直なところ不安が残ります。

「歩ける」という能力は、
災害時には生存能力そのものです。


ヘルメット・防災ずきんは「大げさ」ではない

地震の備えとして、
ヘルメットを用意していない家庭は多いです。

しかし冬の地震では、

  • 落下物
  • 屋根雪
  • 氷の塊

といった“重く硬いもの”が上から落ちてきます。

防災ずきんやヘルメットは、
「揺れの最中」だけでなく、
揺れたあとに外へ出るときにも役立つ装備です。


情報を得る力が「冷静さ」を保つ

災害時にパニックになる最大の原因は、
状況が分からないことです。

雪害と地震が重なると、
スマートフォンはあてにならなくなる場面が増えます。

  • 電池が減る
  • 回線が混雑する
  • 充電できない

ここで頼りになるのが、
手回し・ソーラー対応の防災ラジオです。

ラジオは、

  • 正確な情報が入る
  • デマに振り回されにくい
  • 心の支えになる

という点で、
非常に重要な役割を果たします。


冬の災害で「体力を守る」ための工夫

寒さは、
一気に人を倒すのではなく、
少しずつ確実に奪っていく災害です。

だからこそ、
「疲れない工夫」が重要になります。

体力消耗を防ぐために

  • 無駄に動かない
  • できるだけ横になる
  • 暖かい飲み物を定期的に取る

これは精神論ではありません。
体力があれば、判断力も維持できます。


カセットコンロとガスは「心の安定剤」

災害時に温かいものが口にできるかどうかで、
人の気持ちは大きく変わります。

  • 温かいお茶
  • スープ
  • 簡単な食事

これらは、
体だけでなく心を落ち着かせる効果があります。

ガスボンベは、
「多すぎるかな?」と思うくらいが適量です。


冬は「音」と「静けさ」にも注意する

雪の日は、
音が吸収され、周囲が異様に静かになります。

この静けさは、

  • 不安を増幅させる
  • 孤立感を強める

という心理的影響を持ちます。

ラジオの音や、人の声は、
生きている実感を保つためにも重要です。


ペット・家族構成ごとの「見落とされがちな備え」

ペットがいる家庭では、

  • フード
  • 防寒対策

が必須です。

特に小動物は、
寒さに弱く、体力の消耗が早い傾向があります。

また、高齢者のいる家庭では、

  • 常備薬
  • 服薬スケジュール
  • 体調管理

を事前に整理しておくことが、
非常に大きな意味を持ちます。


「買うこと」より大切な行動

ここまで多くの物を挙げてきましたが、
最も大切なのは、行動の準備です。

  • 家族で話し合っておく
  • 避難経路を冬の視点で確認する
  • 雪の日の危険箇所を把握する

これらは、
お金をかけずにできる、
最も効果の高い防災対策です。


冬の複合災害は「準備した人ほど冷静でいられる」

雪と地震が同時に起きたとき、
完璧な対応は誰にもできません。

それでも、

  • 何が起きるかを知っている
  • 何を使うかが分かっている
  • どう動くかを想像できている

それだけで、
行動は驚くほど落ち着いたものになります。

おわりに|備えは「不安を集めること」ではなく、「今日を守ること」

https://www.nsttv.com/mp4/202601042921301.jpg?v=1767488149
https://www.cummins.com/sites/default/files/styles/newsroom_hero_image/public/images/newsroom_article/Winter_weather.jpg?itok=1FYq_PSD
https://www.snowmonkeyresorts.com/wp-content/uploads/2021/04/muikamachi-hakkaisan-3.jpg

ここまで、本当に長い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
このブログは、読み終えたときに
「怖くなった」「不安になった」
ではなく、

「少し整理できた」「考える軸ができた」
そう感じてもらうことを目指して書いてきました。


雪と地震が重なる災害は、特別な話ではありません

日本では、

  • 冬に地震が起きる
  • 大雪の最中に余震が続く
  • 停電が数日間続く

こうした状況は、決して珍しいものではありません。

にもかかわらず、
私たちは普段、
「雪は雪」「地震は地震」
別々の災害として考えがちです。

しかし現実には、
雪と地震が重なった瞬間、

  • 移動できない
  • 暖が取れない
  • 情報が入らない

という状況が、一気に押し寄せます。

このブログで繰り返し書いてきたのは、
その“重なり”を、事前に知っておくことの大切さです。


完璧な防災は存在しません

はっきり言います。
どれだけ準備をしても、
すべてを想定することは不可能です。

  • 想像と違う被害
  • 思わぬ場所のトラブル
  • 予想外の寒さや長期化

必ず起こります。

だからこそ、防災で大切なのは、
「完璧を目指すこと」ではありません。

・知っていること
・考えたことがあること
・少しでも準備してあること

この三つがそろっているだけで、
その場の判断は、驚くほど落ち着いたものになります。


「逃げる」ことだけが正解ではない

このブログでは、あえて何度も
**「無理に外へ出ない判断」**について触れてきました。

それは、
冬の災害では、
「動くこと」自体がリスクになる場面が多いからです。

  • 雪道で転ぶ
  • 屋根雪の下に出てしまう
  • 防寒不足で体力を失う

こうしたリスクは、
テレビの映像だけでは伝わりにくい現実です。

だからこそ、
その場に応じて“留まる勇気”を持つことも、
立派な防災行動なのです。


防災は「特別な人の話」ではありません

防災という言葉を聞くと、

  • 専門家
  • 防災士
  • 行政

そういった存在を思い浮かべる方も多いかもしれません。

でも実際に災害を乗り切るのは、
その場所にいる、私たち一人ひとりです。

  • 家族
  • 近所
  • 職場
  • たまたま居合わせた人

日常の延長線上で起きるからこそ、
日常の感覚で考えておくことが、何よりの備えになります。


今日できることは、ほんの小さなことでいい

この記事を読み終えたあと、
ぜひ「何か一つだけ」で構いません。

  • 毛布の数を確認する
  • 懐中電灯の電池を見る
  • 家族と「雪の日に地震が来たらどうする?」と話す

それだけで、この長文は意味を持ちます。

防災は、
一気にやるものではなく、少しずつ積み重ねるものです。


🔗 必ずブックマークしておきたい公的情報(公式)

いざというとき、
SNSや噂よりも頼りになるのは公的な一次情報です。
以下は、冬の災害・地震時に必ず役立つ公式サイトです。

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平時のうちに、必ずブックマークしておいてください。


最後に|心からの感謝を込めて

ここまで読み進めてくださったあなたは、
もう「何も知らない状態」ではありません。

それだけで、
あなた自身、そしてあなたの大切な人を守る力は、
確実に一段階上がっています。

このブログが、
雪の降る静かな夜や、
寒い朝のふとした時間に、
思い出してもらえる存在になれたなら、
これ以上うれしいことはありません。

最後まで、本当にありがとうございました。
どうか今日も、そしてこれから先も、
無事でありますように。

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